こんにちは!
先日、ダイソーの鋳物デビューしたサイト管理人chinoちゃんです。
我が家のフライパンは焦げ付かないテフロン加工のフライパンなので、鋳物の使い方やお手入れ方法というものを、実はよく知らないchinoちゃんでした。(◎_◎;)
学生時代、友達の家で一緒にご飯を作った時、鉄のフライパンを洗剤で洗ったところ
「ダメよ~。洗剤で洗っちゃ~。」
「しまう前に油を塗ってね★」
と友達からダメ出しされビックリしたのが、もぉ、四半世紀も前の昔…。
その後も鋳物の扱いを知らないまま、おばさんになってしまいました。(^-^;
「鋳物って、なんか色々大変だったんだよねぇ…?」
状態です。
そんなわけで、今回は一番最初に鋳物を使い始めるときと、使ったあとのお手入れの方法を調べてみました。
「私もこれから鋳物使いたいのよね。」
という方には、きっとご参考になるかと思いますよ。^^
そうだったのか鋳物の使い始め!
最初が肝心!
鋳物を初めて使い始めるときは「油ならし」というひと手間が必要なのだそうです。
「油ならし」とは、全体に油をなじませ、油の膜をつくり、錆びやすい鋳物を錆びにくくすることです。
このひと手間で、焦げ付きを防いで、くっつきにくくなるのだそうです。
それでは張り切って「油ならし」してみましょう~。
油ならしをします
- 台所用中性洗剤でよく洗います。
- お湯で洗剤を十分に洗い流し、水分をよく拭き取ります。
- 火に掛け、空焚きして水分が蒸発したら、火を止めます。
- 食用油を引いて火にかけ、中火で加熱し、野菜くずなどを炒めます。
- 油を鍋全体に馴染ませ、野菜を捨てます。
*野菜くずで炒めるのは、鉄の匂いを和らげるためです。
これで鋳物に油膜ができ、油ならし出来ました。
うん。
やってみれば案外簡単ですね♪
「油ならし」が済んだダイソーのステーキプレートで美味しいハンバーグをいただきました。!(^^)!
鋳物の使用後のお手入れ方法
- 鋳物を洗うときは、洗剤を使わずに、亀の子たわしなどを使ってお湯で洗い流します。
- ふきんで水気を拭き取り、火にかけ、水分が蒸発し始めたら火を止めます。
- よく乾かしたら、錆び防止のため油を薄く裏表に塗り、新聞紙等にくるんでしまっておきます。
*洗剤を使わないのは、せっかく最初に「油ならし」で馴染んだ油を取らないためです。
*焦げ付いてしまった時は、お湯に浸しておくと汚れが取れやすくなります。
*それでも焦げや匂いが気になる場合は、重曹水に浸けて置いた後、汚れを落とします。
次回使うときは、表面の油を洗い落としてから使います。
で、しまう前になぜ油を塗るのでしょう?
鋳物は酸化すると錆びるからです。
使い始めの油ならしや面倒なお手入れは、鋳物を錆びさせないためなのですね。
それでも錆が発生したら?
錆が発生してしまったら、強火で空焚きして錆びを炭化させます。
十分に冷めたら、スチールたわしや磨き粉で錆びを取り除き、再度油ならしをします。
鋳物の使い始めとお手入れのまとめ
鋳物の使い始めとお手入れの方法をお知らせしました。
ちょっと手間がかかる鋳物ちゃんですが、きちんと面倒を見てあげれば、とびきり楽しく美味しい時間を味わえることでしょう。
ポイントは
●洗うときは、洗剤を使わないで亀の子たわし等でこすりお湯で洗い流す
●焦げ付きはお湯にしばらくつけて落とす
●よく乾かす
●錆びさせない
です。
鋳物を直火にかけると高熱になり大変キケンです。
必ず耐熱のグローブをして作業してくださいね。
それでは、快適な鋳物ライフを!^^