OSK歌劇団の男役トップスター・翼和希さんの本名は西本菜緒(にしもと なお)さんといいます。
翼和希さんはNHKの朝ドラ『ブギウギ』に出演し、「イケメンで演技がうまい!」と注目され、一気に知名度を上げました。
翼和希さんのかっこよさに心奪われ、本名や年齢、経歴が気になっている女性も多いようですね。
あなたも翼和希さんにご興味あれば、最後までお読みくださいね♪
翼和希の本名は西本菜緒(にしもとなお)
翼和希さんの本名は西本奈緒(にしもとなお)さんです。
本名に関して、公式発表はありませんが、翼和希さんの出身校である香里ヌヴェール学院のブログから本名が判明しました。
「翼和希」というかっこいい芸名と、「西本菜緒」というかわいらしい本名にギャップありますね。
翼和希の出身校は香里ヌヴェール学院
翼和希さんは、中学校・高校の6年間を大阪寝屋川市にある香里ヌヴェール学院で過ごし2011年3月に卒業しています。
翼和希さんが卒業生であることは、香里ヌヴェール学院のサイトに「翼和希さんは本校の卒業生!」と記されていますので確かです。
香里ヌヴェール学院は、キリスト教の博愛精神を基盤とした教育を中高一貫で行っています。
翼和希さんは中学生活ではバレーボール部に所属し練習に明け暮れ、高校生になると、憧れていた宝塚の舞台に立つためにバレエやダンス、声楽を習い始めます。
翼和希の年齢は31歳
翼和希さんの年齢は、ファンの間では推定31歳(2024年3月時点)とみられています。
生まれ年は非公開で、4月15日が誕生日であることしかわかりませんが、翼和希さんは高校卒業の2011年4月、OSK日本歌劇団研修所に89期生として入学しています。
2013年3月にOSK日本歌劇団研修所を卒業、その年にOSK日本歌劇団に入団しているため、現在31歳という計算になります。
4月には32歳ってことね。
翼和希は宝塚ではなくOSK日本歌劇団
翼和希さんは宝塚ではなく、OSK日本歌劇団に入団しています。
OSK日本歌劇団は、宝塚歌劇団、松竹歌劇団と並ぶ三大少女劇団のひとつで、以前の劇団名である「大阪松竹歌劇団(Osaka Shouchiku Kagekidann)」の略称です。
歌劇団というと宝塚、と思われがちですが、実は翼和希さんは宝塚を受験して不合格になっています。
宝塚受験に失敗した理由は身長のせい?
宝塚翼和希さんが宝塚に合格しなかったのは、身長のせいではないか?と言われています。
宝塚の男役の平均身長は171cmといわれているため、翼和希さんの身長はそれよりも低い翼和希さんは不合格になったのではと…。
上の写真で隣に並ぶ、えなりかずきさんは167cmです。肩をすぼめているので、翼和希さんと同じくらいに見えますが、実際はえなりかずきさんの方が大きいでしょう。
翼和希さんも男性陣の中ではさすがに華奢にみえる。
OSK日本歌劇団は95期まで身長158cm以上が必須条件だったため、翼和希さんの身長は158cm~164cmではないかと思われます。
実は、宝塚の過去の合格者データをみると、155cmの小柄な人も合格してはいます。が、しかし、やはり合格者はほぼ165cm以上だそうです。
宝塚を目指したきっかけは2人の姉だった
翼和希さんが宝塚歌劇団の男役を目指したのは、中学2年生のとき宝塚を初めて観て衝撃を受け、「自分も男役になりたい」と思ったのがきっかけです。
翼和希さんには演劇部に所属している2人の姉がおり、姉たちが文化祭発表の練習のために観ていた宝塚歌劇のビデオを一緒に観たのが、運命でした。
もしも、姉たちが宝塚のビデオを観ていなければ、翼和希は誕生しなかったのですね!
通常、宝塚をはじめ歌劇団を目指す場合は、幼い頃からバレエや声楽などのレッスンを始めています。
高校生からレッスンを始めた翼和希さんは、彼らに追いつくため必死だったでしょうね。
2011年4月OSK日本歌劇団の研修生になる
2011年4月、翼和希さんは晴れて男役スターへの第一歩を研修生として踏み出しました。
高校卒業前に宝塚受験に失敗し、失意の翼和希さんでしたが、レッスン教室でOSK日本歌劇団の存在を教わります。
OSK日本歌劇団の舞台を観て「まだ諦めなくていいんだ!」と思い直した翼和希さんは、OSK日本歌劇団を受験、見事89期研修生となりました。
翼和希さんは、その後2年間の研修生期間を終え、2013年4月にOSK日本歌劇団へ入団したのです。
宝塚とOSKの違いまるわかり比較表
宝塚歌劇団とOSK日本歌劇団は同じ歌劇団ですが、まったく違います。
下の表にまとめました。
宝塚 | OSK | |
設立 | 1914年 | 1922年 |
人数 | 約350名 | 約50名 |
経営母体 | 阪急電鉄 | (株)ネクストウェア |
受験年齢 | 満15歳~18歳 | 満15歳~23歳 |
試験回数 | 年1回 | 年3回 (1人1回まで) |
試験科目 | ・面接あり ・一次試験(書類審査) ・二次試験 (身体測定、歌唱、ダンス) ・三次試験 (面接、歌唱、ダンス) | ・面接なし ・一次試験 (書類審査) ・二次検査 (身体測定、面接、歌唱、ダンス) |
専用劇場 | 宝塚大劇場 | なし |
入団試験 | なし (卒業と同時に入団) | あり (研修期間終了後に実施) |
授業料 | 約200万(2年間) | 無料 |
給料 | 月額約20万円 (トップスターは別途手当あり) | 月額約10万円 (トップスターは別途手当あり) |
特に団員の人数が大きく違います。OSKは宝塚と比べかなり少ないのですが、少数精鋭なのだとか。
また、OSKは専用の劇場を持たず、劇場やライブハウスを借りるため、日本各地で公演ができ、ファンとの距離が近いのが魅力となっています。
受験回数に関しても、宝塚は年に1度きりしかチャンスがありませんが、OSKは年に3回もチャンスがあります。
翼和希さんのように宝塚に入れなかった人や間に合わなかった人にとって、OSKの存在はありがたいチャンスですね。
翼和希さんが歌劇の世界に入ったのは人より遅めでしたが、諦めず食らいついて夢を叶え、トップスターまで駆け上がってきました。
今後も、劇場以外にもドラマや映画でもご活躍をお祈りしています。